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困難に向かい合ったとき

原田マハさんの作品が、大好きだ。

初めて読んだのは『キネマの神様』。
これで心わしづかみにされて、それ以外の著作も読んだ。

 

好き嫌いわかれるけれど、
ぐっとくる言葉が散らばっている、
言葉っていいなって感じられるのが、
『本日は、お日柄もよく』。

http://p.tl/xlRR

 

その中の大好きな一節を。

困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。
三時間後の君、涙がとまっている。
二十四時間後の君、涙は乾いている。
二日後の君、顔を上げている。
三日後の君、歩き出している。

 

苦しい時に、思い出すのだ。

まだまだ大丈夫。

本を片手に。

本を毎日読んで、
自分の生きる源である知りたい欲を刺激して、ひっかかりをもって、考えて、人と話す。
それが毎日の楽しみ。
一生の楽しみ。

 

そんな文章を昔書いたけれど。
今でも全く変わってない、この気持ち。
それどころか、最近ますます強くなる。

 

本を片手に向かうカフェ。
本を片手に乗る電車。
本を片手にくつろぐソファ。
本を片手に語らうBar。

 

ああ、どこも居心地が良い。
本のある生活っていいな。

 

私は図太いくせに小心者で、人の前で話すことが苦手。
自分の考えをうまくまとめて話すのも苦手。
そんな私が知らない会に参加できたのも、本のおかげ。
人前でなかなか声を発せない自分が発表できたのも、本のおかげ。

勇気を出して一歩踏み出してみたら、すんごい青空が見えた気がする。

 

これからも、本を片手に。

大好きなブランド2つ。

以前から何度も書いているが、好きな“ブランド”がある。
「MOTHERHOUSE(マザーハウス)」と「Factelier(ファクトリエ)」。

 

どちらも好きすぎるのだけど、HP見たり商品を買ったりする度に、思うのだ。
誰かこの二つの“ブランド”を、同じ視点で見て比べてくれないかなって。
比べるといっても、どっちが良い悪いという結論を出すための比べるではなく、それぞれをよく知るための、比べる。

 

先日ツイートしたけれど。

 

この二つのブランドって、共通点がたくさんある。
わかりやすいものだけでも、こんな感じ?

  • ストーリー
  • アパレル
  • 工場に焦点
  • 30代経営者
  • 問題解決
  • 工場ツアー
  • 独立型スタートアップ

でも、全く違うなーって思うこともあるし、
特に「メイドインジャパン」って観点から見ると、相反するようにも見える。


↓ここだけ抜き出しても、似ているとも思えるし、真逆と思う人もいるのではないか。

 

ファクトリエのHP http://factelier.com/

(CAMPFIREのファクトリエのページ http://camp-fire.jp/projects/view/424 )

マザーハウスのHP http://www.mother-house.jp/

 

ファクトリエの想い。メイドインジャパンへのこだわり。

日本の職人を守りたい

 「日本のものづくりの現場である“工場(ファクトリー)”を守り、“工場と消費者を正しい価値でつなぎたい”」という想いから生まれました。

ここから、メイドインジャパンを、世界へ。

マザーハウスのミッション。

途上国から世界に通用するブランドをつくる。

いつか東京、ミラノ、パリ、ニューヨーク、颯爽と歩く女性がもっているかわいいバッグの中に

『Made in Bangladesh』のラベルがある、

そんなワンシーンの実現に人生の全てを賭けたいと思いました。

 

こうやって二つを見比べて行くと、超絶おもしろい。
似てるんだか違うんだかどっちなんだ!って突っ込み入れたくなるし、多分どっちも正解なんじゃないかと思っている。

 

ある時「あれっファクトリエはmade in japan推しだけど、マザーハウスは日本の品質をバングラデシュに輸出しているわけだよね…」って思った。
でもそれは対立にはならないとすぐ思い直した。
対立させる必要なんてなくて、どちらも正解。どちらにも頑張ってほしい。

 

工場を含んだ“チームファクトリエ”の中の、山田さんの立ち位置が、マザーハウスの山崎さんの立ち位置と同じような感じなのだろうから、二人で対談してもらうと思想的には「わかるわかる」となることもあるだろうし、そのうえで「うちはこっちだなー」ってなるんじゃないか。

お二人とも、良い意味で「ビジネスマン」。
自分が好き!だけで突っ走るのではなく、社会に参加するための、社会をよくしていくための武器をお持ち。
出身もソフトバンク系の会社とゴールドマンサックスだし。
アパレル力(りょく)を高める前に、ビジネス能力を高めている。
(山田さんはアパレルも経験されているが。)

あーーーいいな、対談おもしろそう。
という個人的な妄想。

 

さっきの日記にもちょっと関係してくるけれど。
「30歳の逆襲その後」も見たいし、
その時は無かった同世代の起業家の姿も見たい。

「30歳の逆襲」

10 over 9という、素敵な集まりがある。
(第一回は日程都合つかなくて行ってないのですが。今後ぜひ行きたい。)

http://10over9.jp/

 

本日のゲストの、佐々木紀彦さんのプロフィールを見ていて、おおっ!と思った。

 『週刊東洋経済』編集部に所属。「30歳の逆襲」「非ネイティブの英語術」「世界vs中国」「ストーリーで戦略を作ろう」「グローバルエリートを育成せよ」などの特集を担当。

 

わーー見てた見てた!
この頃のビジネス雑誌って、IT業界とかコンサルとかの人の間で流行りはじめたビジネス本と同じようなテーマを持ってくることもあって、それをどうこういう人もいたけど、でもそれを雑誌がやるというのが良かったと思う。

 

で、特に好きだった特集が、2009年末の「30歳の逆襲」。
当時長崎で仕事三昧に生きていた私の世界を広げてくれた。

今もいろんなところで活躍されている人達が載っていたなぁ。

有名どころだと、、、
千葉市長の熊谷さん、育て上げネット工藤さん、Cerevo岩佐さん、フローレンス駒崎さん、ライフネット岩瀬さん、グリー青柳さん、マザーハウス山口さん・山崎さん、カタリバ今村さん、チームラボ猪子さん、
とか。


懐かしいなーと思い出していて、ここで、ん??とちょっと違和感を感じたのが、「30歳の“逆襲”」。
この時は何も思わなかったけど、むしろおーっと思ったと思うんだけど、この方々に“逆襲”という言葉は似合わないような気がした。

「逆襲」を調べてみた。
逆襲-攻撃されて守勢に立っていた者が、勢いを転じて逆に相手を攻撃すること

 

先述した方々には、既存のものに違和感を感じ変えようとしている方々だけれど、「相手」を攻撃はしない人だと思う。
そういう見える相手をつくって戦う人々ではないなぁ。
「相手」をつくって攻撃するタイプは、一気にメディアに取り上げられて時代の寵児となるから、嫌われもするけれど、とにかく知名度は高くなる。
この方々、正直親や友達は知らなかったりするもんなぁ。

 

ただ、当時30歳の挑戦者たちが、至るところで脚光を浴びているのは間違いない。
じわじわと日本を、世界を、つくっている。
確実に重要な一部の土台になっている。

 

日本人は「その時歴史が動いた!」的な大事件が好きで、一揆が好きで、一夜で世界が変わると思いこんでいるんじゃないかと思う。(私がそうだっただけかもしれないけれど。)

でも、実際は「チェンジ!」で時代がくるっと変わるわけではなく、「変化」って毎日の積み重ねなんだ。

 

この「30歳」の人達の、今を見たい。
今を見ることで、本当の変化を感じ取れるのではないか。
くるっと回転した世界はそこにないけれど、ゆるゆる方角変えて進んでるしゃかいが見えるかも。


その時は、どんなタイトルになるのかなぁ。

冬の楽しみ

朝から、安田菜津紀さんのツイートに書かれていたコトバにぐっときた。

 

 

ステキステキ。
誰の言葉なんだろう。

 

私は夏が好きだけど、冬も好き。

さむーーーいのは辛いこともあるけど、
なんていうか、、、
冬の肌の冷たい感覚が好き。
冬の朝のしーーーんとした静けさが好き。

 

今日から、「冬の楽しみ」が増えた。
雪になったら、この言葉を思い出して嬉しくなるんだ、きっと。

 

******

冬きたりなば、春遠からじ。

この言葉が大好きなんだけど、そもそも冬=わるくないよねって気もする。
同じような意味で、「空けない夜はない」というけれど、夜もまた悪くないよね、と。

冬も夜も、その時はうーーって思うけど、よく見渡すと発見があり、楽しみがある。

 

最近うーーって思うことだらけだったけど、この冬の状態、夜の状態にも、よく考えたら発見がある。
春が、朝が、待ち遠しいというよりも、冬を、夜を、しっかり感じながら、春を、朝を、楽しみにしたい。

「体験」は、人を変える。

何度か書いている気もするけれど、また母がパワーアップしたので、書く。

 

母は携帯を15年くらい持ちつつも、メールと電話以外使ったことがなかった。
文字が小さいのがイヤだし、見たいの無いし、と言ってネットをしなかった。
PCで年に1,2回くらい習い事の教室のHPや知り合いのHPなど見ていたようだが、ほぼネットとの接点はなかった。

 

そんな母が、先日、価格.comを見て、ビックカメラで値段交渉して掃除機を安くゲットしてきた。
そして、Amazonで買い物をした。自分で。

!!!!!

 

携帯=字が小さい、
PC=我が家のPCは起動が遅い
⇒そうだ、iPadあげよう。

そう考えてiPadを渡したのが1年以上前。

iPadでネットが見れるよ」と言っても、半年は放置していた。
そこでやっと気付いた。

別に母はネットを見たいという大きな思いは無かったんだ。
そりゃ使わないわw

 

でも娘としては、ネットに触れてほしい。
もう63歳。
足が悪くなったら、買い物に行けない。
その時に私は買い物に行って届けることができるか。
そんな自分勝手な想いもあったし、(ネットのこと以外は)好奇心の塊である母の可能性をもっと広げたいとの想いもあった。


当時留学中だった兄とスカイプさせてみたり、
母が探してた本(絶版)をAmazonで見つけだしたり、
高くて迷うと言ってた空気清浄機を安く見つけて私が代理購入したり。

とにかく意図して「嬉しい体験」をたくさん積まさせた。
そしたら最近、何かあれば「これiPadでできるかな」と言うようになった!
奇跡。


そして、先日。
「こないだねー、ネットで調べて、ビックに行って、安くしてもらったんだー♪」と電話してきた。

え!!!

娘が思ったより、母は進化していた。
ビックの店員さんが優しくてどうしてもビックで買いたかったけど、でもAmazon価格.comで見たのが安かった。
迷いに迷ってビックでその話をして値下げ交渉をしたのだと言っていた。

今だ!!と思い、
母用のAmazonのアカウントを作成してみた。
Amazonのギフトカードをコンビニで買って登録方法を教えた。
そしてついに母がAmazonで本を買った。娘感動。

そして今朝、彼女は電子書籍デビューまでした。
絶版の本が、Kindleで出てたのを発見したらしい。

 

「機能」を話しても(特に女性は)興味持たない。

「ネットができる」
電子書籍が読める」
「LINEができる」
じゃあダメなんだ。

 

「(スカイプができたら)イタリアにいるお兄ちゃんとも話せる」
「(Amazonが使えたら)気になってたあの人の本が読める」
「(価格.comが見れたら)価格比較できて値段交渉ができる」
体験なのだ。

 

母はきっとこれからも、新しいこと・ものに出会いながら、変わっていくのだろう。


63歳。
まだまだ多くのことと出会って可能性を広げてほしいなー。

理科の未来、こどもの未来。

家入さんのツイキャスで、「リバネス」を知った。
そのときのツイキャス http://twitcasting.tv/hbkr/movie/37438961
Leave a Nest リバネス http://lne.st/

 

 「科学技術の発展と地球貢献を実現する」

リバネスのスタッフは、理系修士号取得者以上のみという変わった集団です。研究室で研究を行った経験をベースに持ち、サイエンスをコアにした様々なサービスを提供しています。

「難しい」を「伝わる」形へと変化させ、誰かと誰かをつなぐ。

今まさに現場にいる理系人材の育成と、次世代の社会を担う子どもたちの育成を両輪で回しながら、科学技術の発展と地球貢献を実現するのがリバネスです。

 

リバネスという名前はLeave a Nest(巣立つ)という意味から来ています。自分たちが、子どもたちが、そして社会が成長し、巣立っていく。その為の土壌である巣を作り続けていきたい。そんな願いが込められています。

創業以来リバネスの実験教室を経験した子どもたちは10,000人を超え、インターンシップの課程を修了した学生は132人にのぼります。(2012年6月現在)

 

ステキ。もうわくわくしすぎて、3回見た。(知事選関係ないけど。。)

 

 

こんな人達がいたら、理科好きになってたかもしれない。
そこまではいかないかもだけど、こんなに大嫌いにはなっていなかったと思う。
実験も天気図も、、、理科の話自体をカラダが拒否する。
理科離れって言われてるし、みんな興味ないでしょ」と言い放ち説明を放棄した先生を思い出す。

 

イトコのこどもが、研究者的なキャラで、小さいころから調べて試してみるのが大好き。
とにかく調べてデータとって、とことん突き詰める。
そんな彼は自分で調べてやってみるのが大好きで、でもこどもだから当然行き詰まることがある。
そんな時に先生に質問をすると、怒られるのだ。
先生がわからないことをあえて質問して先生をバカにしてる、と。

その子は全く嫌味もないし、人に好かれるとても良い子。
ただ、純粋に知りたい欲が強いだけなのに。

詰め込み教育をしない豊かな人材をはぐくむ」とうたっている地方の公立の附属中学校の先生が、こうなんだ。

イトコのダンナさん(体育の先生)が言っていた。
「先生でもわからないことはある。だから息子に答えを教えてくれとは思っていない。ただ、興味を持ったことを認めてほしい。そして、伸ばすようにして欲しい。」と。
うちの母(元先生)も、兄の先生に同じことを思ったそうだ。


“先生もわからないなー、わかったら教えてね”
“先生も調べてみようかな、一緒に考えようか”
“図書館でこういう本見てみたらいいかもね”
“ネットで調べてみるのもいいんじゃない”
と言ってくれる人がいたら。

それだけで全然違うのだ。
こどもの未来は拓けるのだ。

 

リバネスは「サイエンスを届ける」仕事もされているそうだ。
いいなー、理科の未来が見える。こどもの未来が見える。
わくわくする。

イトコのこどもに教えよう。
もっともっと彼は伸びる。
彼のわくわくが、さらに加速すると思う。

 

そして、そんなおもしろい人達がいることを知ると、彼にも未来が見えるかもしれない。
彼は現在中学2年生。
「研究者向きだけど、これからは大学にのこるのも大変だし、仕事があるかなー」とか好き勝手周りのおとなに言われている。
そんな呪いのような(笑)ことばを聞いてきた彼に、研究者も生きる道があるよ、むしろ道だらけだよって伝えたい。

 

今気づいたけど、昔WIREDで見たなぁ、丸さん。

http://wired.jp/2012/03/10/start-visionary/

 

すごくおもしろかったけど、この時は会社のことまで調べなかった。
反省。

 

あー未来は明るい。