一揆・一気・一喜
今日友達とボーナスの話をしていたら、「ボーナスは少ないし仕事には不満だし」って言ってたから「上司に仕事の相談すれば良いのに」と言った。
そしたら「うちの会社はそういう雰囲気じゃないよ…皆あきらめてる。そのうち皆で一揆したい(笑)」との答え。
おおっ一揆とは。
穏やかではありませぬ。笑
そこで思い出した、自分のつぶやき。
選挙盛り上がってるけど、選挙後のほうが楽しみ。選挙の振り返りは「歴史的な一日!」「結局何も変わらなかった…」の2種類しかないわけじゃない。第一党が新興勢力なのか既存政党なのか、投票率が前回に比べ何%上がったのか下がったのか…そういう事実はもちろん大事だけど、もっと中身を見たい。
— Satoさん (@aoakua_jp) 12月 9, 2012
西田さんの「過剰な投票いけ、行けば変わる言説もしんどい。」というのはわかる。しんどい。世代人口が違うんだから若者が行っても、世の中変わらないよ。でも、若い世代が政治に関心持って、ジブンゴトとして考え出したら、少しずつ何かが動き出すと思う。すぐに結果が出ることに目を向け過ぎず、⇒
— Satoさん (@aoakua_jp) 12月 9, 2012
⇒確実に少しずつ動かしていくほうに目を向けたい。「若者は投票行け!行けば変わる!」より、One Voice Campaign「その声が、政治を日本を変えていく」のほうが好きだなぁ。「変えていく」んだよ、これから。もちろん投票には行きますが。毎回ちゃんと行ってますが。
— Satoさん (@aoakua_jp) 12月 9, 2012
※One Voice Campaignには「その一言で、政治は変わる」というコピーもありますが。「一票」ではないので。
話は少し違うんだけど、、、
ガマンしてガマンして、ぐわーーーーっと変えようとするのが好きな国民性なのかなって。
一揆で一気に何かが変わらないと、もうダメだと思ってしまう国民性なのかも、とも。
議論が苦手なのがいけないのかな。
意見を伝えること、受け取ることがうまくできないのかな。
別意見を言うことは他の意見を全否定することと思ってるんじゃないかな。
学校でディベートの授業をもっとやれば良いんじゃないかな。
空気読むことを教えている場合じゃない。
ガマンを教えている場合じゃない。
調和も忍耐も日本人の美徳と思っているけれど、
いつでもどこでも空気を読み続け、ガマンし、行きつく先が、一揆…。
手遅れになる前に、流れをよみつつ言ったり行動すれば良いのにね。
そして対話をして、どの方向に進んでいるのかを確認して、少しずつ良い方向に進めていけば良いのにね。
ためてためてためて、一気に何かを変えたいと願って一揆。
変わったらその結果に一喜。
「いっき」を調べてみた。
一気に
1 途中で休まずに物事をするさま。いっぺんに。
2 《近世上方語》すぐに。じきに。
一揆
1 中世、小領主たちの同志的な集団。また、その集団行動。特に、幕府・守護・領主などに反抗して、地侍・農民・信徒らが団結して起こした暴動。土一揆・国一揆・一向一揆など。
2 江戸時代の百姓一揆。
3 心を一つにすること。一致団結。
4 程度・方法などが同じであること。一致すること。
一喜一憂
状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。また、まわりの状況にふりまわされること。
前の選挙では、自民に不満を持ちつつもガマンしてた層が、一揆。
そして民主が第一党になって一喜(その後ダメダメで、一憂。)
一気に何かを変えられる!
一揆で何かを変えられる!
って信じられることは、イイことなのかもしれない。
いつかこの閉塞感から脱せられると思うことで、生きていけるから。
でも、そろそろ一揆・一気・一喜ではなく、しっかりと道筋を作っていくのもイイと思うのだ。
周りには一揆じゃどうにもならないことを知っている人が多いように思うし、できると思う。
(私の年はまさに「キレる」世代で、神戸の酒鬼薔薇とか高速バスジャックとか皆同じ世代だったけど。もしくは、だから、かもしれない。そんなことがあっても世界は変わらなかったというのを見ているから。)
まずは、考える。
そして、自分の意見表明。
その後対話。
その繰り返しじゃないのかな。
そんなわけで、今まで選挙の話題とか触れてこなかったけど、
今回はまず自分の意見を言う・自分にできることをやることにした。
ブクログでまとめを作りました。
■ハチャメチャ!泣いちゃう!おもしろ選挙小説
“選挙まであと少し!選挙に興味が持てないアナタも、まじめに考えて頭の中がゴチャゴチャしてきたアナタも。おもしろ小説を読んで、選挙を最後まで楽しんじゃいましょ♪”
http://booklog.jp/matome/769/aoakua
☆運河もどき
今日の会社帰り。
空気が澄んでる。