ウェブ動となんちゃらレーザーと孫を通じて新しい世界を見たお話

先日の自分のつぶやき。

 

そんなわけで、あんなに自分に縁が無いと思っていた「電子書籍」、あっさりデビューしちゃった。

 

昔の日記にも似たようなこと書いたけど↓↓↓

■ココロ動かされたい
http://sat05.hatenablog.com/entry/2012/09/09/052419

 

結局それで何ができるかなんじゃないんだよね。
 

電子書籍が便利で持ち歩けて安いっていうのは知ってたけれど、私は紙の本が好きだし全然興味無かった。
ちょっと良いなーって思うことはあっても、実行が伴うことはなかった。

 

でも、先日あっさりとデビュー。
津田さんの「ウェブ動」のステマRTを見てて、気づいたらポチッとしてた。
気になる!今すぐ読みたい!って思っての行動だったけど、そしたら本当に早いし安いし便利だし、なんじゃこりゃ?!っていう。

 

新しい世界を見たよ。

 

でで、その話をしようと母に電話したら、母が「今日はネットでこんなの調べたよ!」って先に言ってきた。

 

ええええ??!!!
ネットできんかったやん!!!!

 

ドコモのケータイでは、デコメを使いこなし(文字がスウィングしたりする)写メも送ることができる母は、ずっとPCでネットすることができなかった。
なんで??って思ってたけど、今日判明。
ネットをしたい理由がなかったのだ。そりゃ覚えられないよね。
今日はどうしても、「なんちゃらレーザー」というのを調べたかったらしい。
(整形外科であててもらったレーザーが気持ちよく、医療機器の値段を調べたかったらしい。いや、絶対高いでしょ、買えないでしょw)

 

そういえば、91歳の祖母もそうだ。
入院した時、らくらくホンを買ってプレゼントした。
使うの無理かなーと思ってたけど、(通話だけなら)問題なくつかいこなしてる。
絶対イヤがると思ったのに、「さっちゃんといつでも話せるね」って喜んでくれてる。
また、固定電話よりも聴こえが良いから、らくらくホンで話すのは苦にならないのだそうだ。思わぬ効果。

 

 

私も母も祖母も。

 

したいことがあって、エイッとしてみたら、出会ってしまった。
新しい世界を見てしまったのだ。

 

私のiPadにはすでに書籍が5冊。
母は昼間にネットサーフィンを楽しみ、今度はイタリアにいる兄とSkypeにチャレンジすると言っている。
祖母は週に何度か電話をしてくるし、ケイタイで母や伯母にも電話をしている。
また、出かけたら帰る時に福祉タクシーを呼ぶ必要があって、公衆電話を探すのが大変と嘆いていたけれど、それが解消されて出かけるのも楽しそうだった。 

 

 

一つのことをきっかけに、世界がいっきに広がる。

  

電子書籍もインターネットもケイタイも、便利なことや長所は知っていた。
開発者は「こういうところを便利にしたい」「こういう機能をつけたい!」と思って開発してくださったのだろう。
でも私(ユーザー)は今より「便利」になること・長所(優れた機能)を体験することを望んでいたわけではなかった。
それはあくまで結果なんだ。

 

電子書籍はすぐ読める!」ではなく、「ウェブ動をすぐ読みたくて試してみたら、1分後には読み始められてた!なんだこれ!」なの。

 

 一番ウリの機能が実は隠し味で、一番重要だったっていう。

 

 うん。そんなことを最近また考えてる。