ウェブ動となんちゃらレーザーと孫を通じて新しい世界を見たお話
先日の自分のつぶやき。
先週、津田さんのウェブ動[Kindle版]買った。なんとなく読みたくなって買っちゃった。おもしろかった!! 電子書籍とか興味無かったし関係無いと思ってたけど、そうではなく電子書籍で読みたい本が無かっただけだったんだなぁーと。読みたいものさえあれば、買わざるを得ない。
— Sat (@aoakua_jp) December 4, 2012
そんなわけで、あんなに自分に縁が無いと思っていた「電子書籍」、あっさりデビューしちゃった。
昔の日記にも似たようなこと書いたけど↓↓↓
■ココロ動かされたい
http://sat05.hatenablog.com/entry/2012/09/09/052419
結局それで何ができるかなんじゃないんだよね。
電子書籍が便利で持ち歩けて安いっていうのは知ってたけれど、私は紙の本が好きだし全然興味無かった。
ちょっと良いなーって思うことはあっても、実行が伴うことはなかった。
でも、先日あっさりとデビュー。
津田さんの「ウェブ動」のステマRTを見てて、気づいたらポチッとしてた。
気になる!今すぐ読みたい!って思っての行動だったけど、そしたら本当に早いし安いし便利だし、なんじゃこりゃ?!っていう。
新しい世界を見たよ。
でで、その話をしようと母に電話したら、母が「今日はネットでこんなの調べたよ!」って先に言ってきた。
ええええ??!!!
ネットできんかったやん!!!!
ドコモのケータイでは、デコメを使いこなし(文字がスウィングしたりする)写メも送ることができる母は、ずっとPCでネットすることができなかった。
なんで??って思ってたけど、今日判明。
ネットをしたい理由がなかったのだ。そりゃ覚えられないよね。
今日はどうしても、「なんちゃらレーザー」というのを調べたかったらしい。
(整形外科であててもらったレーザーが気持ちよく、医療機器の値段を調べたかったらしい。いや、絶対高いでしょ、買えないでしょw)
そういえば、91歳の祖母もそうだ。
入院した時、らくらくホンを買ってプレゼントした。
使うの無理かなーと思ってたけど、(通話だけなら)問題なくつかいこなしてる。
絶対イヤがると思ったのに、「さっちゃんといつでも話せるね」って喜んでくれてる。
また、固定電話よりも聴こえが良いから、らくらくホンで話すのは苦にならないのだそうだ。思わぬ効果。
私も母も祖母も。
したいことがあって、エイッとしてみたら、出会ってしまった。
新しい世界を見てしまったのだ。
私のiPadにはすでに書籍が5冊。
母は昼間にネットサーフィンを楽しみ、今度はイタリアにいる兄とSkypeにチャレンジすると言っている。
祖母は週に何度か電話をしてくるし、ケイタイで母や伯母にも電話をしている。
また、出かけたら帰る時に福祉タクシーを呼ぶ必要があって、公衆電話を探すのが大変と嘆いていたけれど、それが解消されて出かけるのも楽しそうだった。
一つのことをきっかけに、世界がいっきに広がる。
電子書籍もインターネットもケイタイも、便利なことや長所は知っていた。
開発者は「こういうところを便利にしたい」「こういう機能をつけたい!」と思って開発してくださったのだろう。
でも私(ユーザー)は今より「便利」になること・長所(優れた機能)を体験することを望んでいたわけではなかった。
それはあくまで結果なんだ。
「電子書籍はすぐ読める!」ではなく、「ウェブ動をすぐ読みたくて試してみたら、1分後には読み始められてた!なんだこれ!」なの。
一番ウリの機能が実は隠し味で、一番重要だったっていう。
うん。そんなことを最近また考えてる。