モノ

前回ブログを書いたのは279日前…!
びっくり。

この一年は自分の中で勝負の年というか、試される一年だった。
気持ちはカオスで、全然文字に表せず。
仕事以外のことがあまり出来なかったし、うーーーってなったりした。
でも消化した今、すごく良い一年だったと言える。
次の一年は一段ステージをあげなければ。


さて、そんなことは良くて。
久々にブログを書こうと思ったのは、コチラを見たから。
マザーハウスカレッジ 新シリーズ
~ものづくりビジネスの新しいヒント~
http://www.mother-house.jp/news/2013/10/1161.php

 

以前のブログで「モノより思い出」という独り言を書いた。
http://sat05.hatenablog.com/entry/2012/05/04/230000

 

“モノが溢れている時代。価値あるものは、モノより思い出。経験。”と。

 

でも昨年末から「モノ」を強く実感することが何度もあった。
“モノが溢れている時代。価値あるものは、モノと思い出。モノにまつわるストーリー。”だな、と。

 

 

「体験」「思い出」に価値があるというのは変わらないんだけれど、
その「体験」「思い出」を作るのは「モノ」が起点であることも多い。

 

*モノと思い出

母と私が大好きな「マザーハウス」。
母と一緒にお店に行ったこともあるし、別々に行くこともある。
一緒にお店に行っても、別々に行っても、Bagやポーチを見る度に購入した時に聞いたエピソードを思い出す。
思い出すのは他愛もない話ばかりなんだけど、ほんわかする。

手に入れた!嬉しい!はもちろんだけど、それだけじゃない。
ずっとずっと残る、続く、想いがあるのだ。
Bagやポーチを見る度にあったかい気持ちになれるなんて、あったかい会話ができるなんて。
幸せ。

 

 

*モノにまつわるストーリー

自分たちがBagと接点を持った時に始まる「思い出」があるのなら、それ以前に始まっているストーリーもある。
私はこのモノにまつわるストーリーも大好き。

マザーハウスが大きくなるまでの山口さんの、強くて、痛くて、勇気づけられるストーリー。
そのBagが作られるまでの工場での奮闘の様子。
そういう想いが詰まった、想いを背負った、Bag。
おうちのBagを見ると、会ったことも無い、見たことも無い国と人に想いを馳せる。
そして、人にBagを褒められたときには、そのストーリーを伝えちゃったりする。
そしてそして、それによって人と想いを共有できる。つながれる。

 

本当に良い「モノ」は「思い出」などと比べるものではなく、セットなのだ。

 

買うまでのドキドキ感、
買ったときのHappy気分、
使ったときのウキウキ感、
それらを思い出して人に伝えるときのワクワク気分。

 

「モノ」を買うって良いなー。

そんなことを思った日でした。

 

 

※最近更新していないのだけれど、、、
tabというサービスを使ってつくっている『笑顔あふれるお買いものリスト』。

 

“笑顔あふれるお店で、笑顔あふれる人が作ったステキなモノを買って、自分も思わずニヤけたい。 そんな幸せなお買い物リスト。全部欲しい。”

http://tab.do/streams/5135