自分の魂ってなんだ
先日、MEDIA MAKERSを読んだ。
kindle版1,000円切ってるしお得ー!と思ってポチリ。
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 (宣伝会議)
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Kindle版
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知っていた・感じていたことが、より明確に落ちてきた。
知っているのとわかっているって全く違うなぁ、ってあらためて思った。
おもしろい。
その中で、あれっ?って引っかかりがあったのが、エルメスのお話。
“「自分たちは何屋なのか?」という問いに対して「馬具メーカーである」と答えることをやめた”
“自分たちのコア・コンピタンス(「自社ならでは」の競争優位の源泉)を一度、抽象化させたうえで再定義し、馬車から自動車へという技術環境の変化に、見事に対応した”
これ見て、以前糸井さんがTwitterで紹介されていた宋文洲さんのメールを思い出してしまった。
“ソニーのテレビ事業は未だに辞められません。「ソニーの魂」というのですが、決断のタイミングを逸しているだけです。「ソニーの魂」はテレビではなく、開拓の精神と挑戦の勇気だと思います。”
うんうん。
(関係ないけど「ソニー銀行」は正解だったと思う。開拓・挑戦。)
今、会社では組織変更があり、業務は同じとしつつも視点を変える必要がでてきた。
何を捨てて、何に賭けるのか。一段高い視点を。一段と広い視野を。
“魂”を間違えたら、大変なことになる。
プライベートも今年は勝負の時。
自分の得意なものは何か?社会に貢献できる、社会に喜んでもらえるものはあるのか?
いつも考えてる。
ソニーになるか、エルメスになるか。
「今できること」に囚われず、ちゃんと“魂”を見たい。